【初心者むけ】リボンレイ「ブレード」の編み方って2種類あるよ!~ネックストラップに適した作り方♪失敗例と対策

リボンレイ&クラフト

こんにちは♡

四国の端っこでリボンレイやリボン工作の講師をしているシロメです。

今回は

ハワイアンリボンレイの「編む」技法、初歩の初歩…「ブレード」編みの種類のご紹介です♪

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「ブレード」ってなんぞや?

リボンレイと言えば…こんなストラップ?ってイメージされる方が多いかもしれませんね。


リボンレイのネックストラップ

お子さんの園のバザーなどで作られる方も多いかな?

この「ブレード」って「基本のキ」的な存在の編み方です。

とっても簡単だから小さい子どもでも編めちゃう
そして美しい模様がさくさくできあがっていくのがとっても楽しいんですよね♡

この「ブレード編み」って実は、2つの種類があるって知っていましたか?

基本的なブレードの種類2つ

「ブレード」にはシングルブレードセンターブレードの2種類あるんです。

同じ6ミリ幅のリボンを編むと、見た目の違いはこんな感じ。

↓シングルブレード

↓センターブレード

両者の違いをひと言で言うと、
端から編んでいく」か、「真ん中(センター)から編んでいく」かです。

シングルブレードは編むリボンが左右それぞれ一枚(1本)に対し、
センターブレードは、それぞれが二枚重ね(2本)になります。

※リボンレイの先生や教室・流派?によってそれぞれ作り方・呼び名・教え方が違います。私が習っていたのはもう約10年も前になりますので、現在の動向などは分かりません。
もしご指摘など有りましたら教えてやってくださいね(^^ゞ

シングルブレードの編み方

リボンに輪を作って編みはじめます。

リボンが左右1本ずつになっています♪

編み上がりのカラーは左右に分かれています

親子カチューシャ

センターブレードの編み方

一方、センターブレードはリボン長の中央から編みはじめます。

最初に、リボンの中央にこんな作り目を作ります。

ここから、リボンは二枚重ねにして
右・左・右…と順番に編んでいきます。

編んでいくと…

クリスマスカラーのキーホルダー

このように、左右対称にカラーが出ます。

編み上がりの模様がだいぶ違いますよね♪

センターブレードはリボン二枚を重ねる順番でもカラーの出方を調整することができます。
上の写真では、サテンリボンとピコリボンを使用していますが、
重ね方を逆にすると外側にピコを持ってくることができます。

組み合わせのパターンを色々変えて楽しんでみてね♡

動画もどうぞ❤ キットも売ってるよ~(ヒソヒソ)

「ブレード」を深掘り!

シングルブレードとセンターブレードの使い分け方

これら2種類の違いは…

①カラーの出方(模様)
②編み地の強さ(しっかり感)

シンプルなシングルブレードに対して、
センターブレードはそれぞれ二枚重ねなのでとってもしっかりとした編み上がりになります。

タテにテンションをかけて引っ張った感じも
シングルブレードは伸びるのに対し
センターブレードはかなり伸びにくいです。

そのため、ネックストラップにはセンターブレードがオススメ

シロメさん
シロメさん

びよ~んと伸びきってしまうと悲しいもんね…

たまにつける程度の軽い保護者証ネームプレートにはシングルでも大丈夫かと思いますが、
常に使用したい社員証、重ためのものにはセンターがいいかと思います。


かつてキッズ携帯用にとお作りしたもりもりデコストラップ

じゃあシングルブレードは?というと、

センターブレードに比べて繊細で柔らかい印象ですので

 

カチューシャやバレッタなど…台に貼り付けて使用したり、アレンジするものに適しているなと思います。

ちなみにNG例をご紹介すると…
こちらは3㎜幅リボンのシングルブレードをストラップにした例なのですが、

ちょっと頼りない感じになってしまいます(^^ゞ

以上、参考にしてみてね★

初心者さんにありがちな失敗例

やわやわストラップの写真を出したついでに、
初心者さんにありがち失敗例をご紹介しますね( ³ω³ )↓

その1.柔らかいリボンを使ってしまうこと(よれよれ事件)

ブレードを美しく編むのに大切なのは

しっかりと輪を引き込むこと、かつきつく締めすぎないことです。

(ブレードだけでなく、編むリボンレイには共通するポイントですね☆)

編みかけたブレード

編み方がゆるすぎたり、
リボンがよれてゆがんでいたり…そうするとパッと見、
全体的にルーズな印象になってしまってしまいます。

初めてさんはその加減が分からないよ~っとおっしゃる方が多いのですが
そんな方にはリボンをハリのある「硬めのもの」にするととてもやりやすい場合があります。

なぜ硬めが良いかというと

●締めすぎても跳ね返してくれる。よれない。
●輪に通しやすく編みやすい

のです。

リボンの種類で言うと、サテンではなくグログランリボンを使用したり、
服飾用リボンを作っているメーカーのしっかりしたリボンを選ぶといいかと思います。
3mm幅だとHEIKOのサテンは柔らかめなので
他社製品やラメ入り・レインボーサテンを使用するなどすると作りやすいです。

初めて編んでみたけど、どうしても編みにくいわ!(;ω;)という時は
少しの質感の違いで段違いに編みやすくなることがあるので
一度試してみてね♪

その2.テンションがバラバラ(でっこりぼっこり事件)

初心者さん第2の関門がこれです。

長いネックストラップを編む場合など、とくに事件が起こりがちです。
編みはじめと最後の太さが違う!!とか
ここだけでっこりしてる…(゚◇゚)とかね。

原因は

①最初から最後まで同じテンションで編めないこと
②途中で休憩しちゃったこと

があるあるです。

①の対策としては
とにかく編む練習をこなすことしかありません。( ˘ω˘ ;
(といってもブレードはす~ぐに上達するので楽しんで練習してみてください❤)

②は、一旦置いて次の日からまたはじめたりすると、
同じような編み目にならないといったことが
特に初心者の間は起こりがちです。
なので初心者さんは一気に仕上げる方がうまくいったりします。

ちょっと意識してみてくださいね♪

シロメさん
シロメさん

よーし、いっきに仕上げるぞ~!

その3.仕上げに使うリボンを残していない(最後に気付くあちゃ~事件)

ストラップ・レイともに最初と最後に結ぶためのリボンを残して編む場合が有ります。
とくにシングルブレードを編む場合に注意が必要です。

最初に規定分のリボンをとった位置から編みはじめること。

これを忘れてしまうとあとで大変な目に遭っちゃいますのでご用心…!

作り始める前にレシピはしっかり読みましょう(;ω;)

センターブレードは基本的にリボンが必要なのは最後だけとなります。

その4.シングルブレードにシングルサテンを使っちゃった(Wシングル事件)

ブレードに使用するリボンについて触れていませんでしたが、これ、結構大事なことです。

とくにシングルサテンは注意が必要です。

ブレードはどちらかに必ず裏がでてしまうので
「両面サテン(ダブルサテン)」
または裏表の目立ちにくいリボンが最適です。
グログラン・ピコ・オーガンジーなどは○

ただ、センターブレードの場合、裏同士を重ねて編むと裏がでませんので使用できます。

ちなみに(HEIKOシングルサテン3mmふくむ)ほとんどの3mm幅リボンは
裏表がほぼ分かりませんのでなにも考えなくて大丈夫です。

定番ですねえ~(*´꒳`*) 色も豊富なこちら↓

その5.リボンの長さが足りなくなっちゃった…(大胆不敵なあなた❤事件)<対策有るよ!

ネックストラップづくり♪
必要長が分からず、適当にこんなもんかな~とカットして編みはじめたら
あとでがっくり…そんなコトもありますよね( ˘ω˘ ; )

え、ない??(^^ゞ

そ…そんな大胆な方も、対策があります。5~6mm以上の幅のリボンなら大丈夫。

ブレードの裏にくる位置で、両面テープでリボンと追加するリボンを繋ぎます

リボンとリボンをつなげる

3㎜幅ではやったことがないのでちょっと分かりませんが
3㎜の両面テープ、売っていますので試してみてね。

細い両面テープ

自分で使う分には裏で結んじゃう(結び目にボンド)っていうのも手かも知れませんね。
ブレードは表裏があるのできっと大丈夫じゃないかな…(自己責任でオネガイシマスm(_ _)m)

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細〜い紙両面テープ 3×20
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まとめ

ブレード2種類の違い まとめ

編みはじめ色(模様)特徴①特徴②
シングルブレード端から左右に分かれる柔らかい伸びやすい
センターブレード中央から左右対称しっかり伸びにくい

ブレード2種類の使い分け まとめ

シングルブレード : 土台に貼ったり、アレンジするものに適している
センターブレード : ネックストラップ・キーホルダーなどに適している

ネックストラップを作るなら、センターブレードがおすすめ!

失敗例と対策 まとめ

  1. 柔らかいリボンを使ってしまった「よれよれ事件」 → リボンをハリのある「硬めのもの」に。
  2. テンションがばらばら「でっこりぼっこり事件」 → 練習をこなして、一気に仕上げる!
  3. 仕上げに使うリボンが足りない!「あちゃ~事件」 → とくにシングルブレードの作品は事前にレシピをしっかり確認!
  4. シングルブレードにシングルサテンを使った「Wシングル事件」 → シングルブレードには裏表のないリボンを!
  5. リボン長が足りなくなっちゃった!「大胆不敵事件」 → 両面テープが救世主!裏側で繋ぐ!

「ブレード編み」で広がる世界

いかがでしたでしょうか?
少しでも、リボンレイや手作りの参考になったら嬉しいです。(´ω`*)♡

ブレードという編み方は、初心者さんの入門編にはもってこいのお手軽さ。

リボンレイを知ったきっかけが、ワークショップで体験したブレードのストラップ♪という方にも結構出会います。

そんなブレードをきっかけに「リボンあみあみ」の楽しさに目覚めた方も多いのではないでしょうか?

シロメさん
シロメさん

一度はまってしまうと、次々と色んな編み方に
チャレンジしたくなっちゃうんですよね~♡

でもでも、ブレード編み2種類をマスターしただけでも、本当に色んな楽しみ方ができるんです♡

サイズやリボン幅・カラーを組み合わせたらアレンジは無限大!!
いろんな作品ができちゃうんですよ~(^-^)❤

何を隠そう、シロメは「ブレードの魔術師」(自称)( ゜ω゜)ゝ!!

み~ちゃん
み~ちゃん

なんだそりゃ?

次回はブレード編みをアレンジした作品をどどんと集めてご紹介します♪

おお、こんなアレンジの仕方があったのか!とその奥深さにびっくりされること間違いなしです☆

お楽しみに~♪

 

ドレープブレードのクリスマスリース
作品例:大人気キット「ドレープブレードのクリスマスリース」もブレードのアレンジだよ♪


 

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